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「日本人・20代・技術者」なら今すぐディープラーニングを学ぼう

人工知能の革命ともうたわれるディープラーニング。今後さまざまな産業においてイノベーションを生み出すと言われるこの技術は、「日本の」「若いIT技術者」こそ学ぶべきであると、東京大学准教授の松尾豊氏は主張します。なぜ若手の技術者が学ぶべきスキルなのでしょうか。また、ディープラーニングと日本人の間に、どのような関係性があるのでしょうか。

おさらい:ディープラーニングとは何か?

ディープラーニングとは機械学習の一種で、人間の脳の構造から着想を得たニューラルネットワークという考え方が適用されています。この発想自体は比較的昔からあるものですが、2012年に開かれた世界的に有名な画像認識コンテストにおいて、ディープラーニングを用いたチームが圧倒的な勝利を収めたことで、一気に注目を集めるようになりました。

Googleは2015年の段階で、47種類のGoogleのサービスにおいてディープラーニングを利用していると発表しています。中国の検索大手Baiduも2013年にシリコンバレーにディープラーニング研究所を設立し、スタンフォード大学教授を所長に招いて研究を進めています。世界中のIT企業が競ってこのディープラーニングに投資をしているのです。

ディープラーニングの応用が進んでいくことで、音声認識や自然言語解析も飛躍的に進歩していくでしょう。今話題の自動運転車など、コンピューターが身の周りの状況をリアルタイムに把握し、的確に判断を下していく技術も、ディープラーニングの研究によってより弾みがつくと考えられています。

なぜ「日本の」「若手技術者」が学ぶべき技術なのか?

日本では、学術面での人工知能研究者は多いものの、それを実際にビジネスの場で適応できる技術者が圧倒的に不足していると言われています。ディープラーニングは、今後あらゆるビジネスの勢力図を書き替えると期待されている技術ですから、技術者の需要に対して供給が全く間に合っていない状態です。そのため若手技術者はディープラーニング技術を習得することで、自身の市場価値を一気に引き上げることができるかも知れません。

また華々しいイメージとは裏腹に、ディープラーニングは実装が非常に難しく、チューニングを繰り返し、そこから得られたノウハウをコツコツため続けていくなど、地道な作業が多くなります。そのような真面目な作業が求められる場面においては、日本人の生真面目さが大きくプラスになると松尾准教授は指摘します。ディープラーニング技術をコツコツやり続けていくことで、世界的に有名なプレーヤーになることも夢ではないでしょう。

まとめ

ディープラーニングは人工知能の革命とも言われるほど、将来性のある技術だと考えられています。あらゆるビジネスを変えていく力を秘めている反面、日本においては技術者が圧倒的に不足しています。若手技術者はディープラーニングを学ぶことにより、大きくキャリアアップできるかもしれません。またディープラーニングは日本人技術者の特性にあっているとも言われています。あなたも今日から「真面目にコツコツ」始めてみてはいかがでしょうか。

参考文献

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